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百目

ひゃくめ
名詞
1
標準
375 grams (100 monme)
文例 · 用例
」「さあ先生なら一目見て、何百目まで云うんだが、おれたちじゃちょっとわからない。
宮沢賢治 フランドン農学校の豚 青空文庫
其奴引捕へて呉れようと、海陸軍を志願で、クライブ傳、三角術などを講じて居る連中が、鐵骨の扇、短刀などを持參で夜更まで詰懸る、近所の仕出屋から自辨で兵糧を取寄せる、百目蝋燭を買入れるといふ騷動。
泉鏡花 怪談女の輪 青空文庫
「棟梁、二百目が三ぼんだ。
泉鏡花 夜釣 青空文庫
円顔の小作りな女で飾屋へ四五年も奉公している間に、衣服は一枚もこしらえずに百目ほどの銀をためた。
田中貢太郎 蠅供養 青空文庫
動揺渡る見物は、大河の水を堰いたよう、見渡す限り列のある間、――一尺ごとに百目蝋燭、裸火を煽らし立てた、黒塗に台附の柵の堤を築いて、両方へ押分けたれば、練もののみが静まり返って、人形のように美しく且つ凄い。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
『国友鍛冶記録』に「権現様|為御上意、元和元年卯之正月、急駿府被為召、同十一日に百五十目玉之|御筒十挺、百二十匁玉之御筒十挺、百目玉の御筒三挺、昼夜急ぎ|張立指上可申之旨、上意……夏の御陣へ早速指上、御用に相立申候」とある。
菊池寛 大阪夏之陣 青空文庫
――柱は、忽ち百目蝋燭程の土の棒と化し、やがて間もなく柱の中下部以下が三倍の太さとなり、壜型となつた。
牧野信一 心象風景 青空文庫
乳房の室壁も天井も丸テーブルもすべてが肉でみんなぶるぶるふるへてみんなだるい汗をながして歩るくとじわじわと音がしてからだが上つたり下つたりする棚におかれた肉製の百目蝋燭がげんわくの香気をはなしてじゆじゆとあぶらのもえるやうに恋のほのほがねんせうする。
詩集(1)初期詩篇 小熊秀雄全集-2 青空文庫
作例 · 標準
精肉店で「豚肉を百目ください」と言って、秤で正確に測ってもらう。
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昔の単位で百目と言えば、現在のメートル法では375グラムに相当する。
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祖母は料理をするとき、今でも「百目」や「一貫」という単位を自然に使う。
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ウィキペディア

百目(ひゃくめ)は、全身に無数または百個の目を有する、日本の妖怪である。

出典: 百目 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0