夜更けて
よふけて
表現
標準
late at night
文例 · 用例
S=茶店内部 夜更けて―― 表戸を開けて七五郎のお袋のお勘婆さんが顔を出す。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
その後教師都に帰りてより幾年の月日|経ち、ある冬の夜、夜更けて一時を過ぎしに独り小机に向かい手紙|認めぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
人の噂をなかば偽りとみるも、この事のみは信なりと源叔父がある夜酒に呑まれて語りしを聞けば、彼の年二十八九のころ、春の夜更けて妙見の燈も消えし時、ほとほとと戸たたく者あり。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
T「夜更けてこッそりお詣りすると」T「必ッと願いが叶うんですッて」 「そんな馬鹿な事」 伊吉は信じない。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
だから夜更けて湯へゆくことはその抵抗だけのエネルギーを余分に持って行かなければならないといつも考えていた。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
それは溪の上にだるま茶屋があって、そこの女が客と夜更けて湯へやって来ることがありうべきことだったのである。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
二 どうして喬がそんなに夜更けて窓に起きているか、それは彼がそんな時刻まで寝られないからでもあった。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
夜更けて彼が便所へ通うと、小窓の外の屋根瓦には月光のような霜が置いている。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
作例 · 標準
夜更けてから雨が降り出し、風も強くなってきた。
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打ち合わせが長引き、夜更けてようやく家に帰ることができた。
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夜更けても、街の明かりは眠らない。
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