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名詞
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標準
文例 · 用例
民子は指の先で僕の肩をいた。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
昔からの馴染の、球場にはいってみた。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
自家着してゐますぜ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
城山の麓にてく鐘雲に響きて、屋根瓦の苔白きこの町の終より終へともの哀しげなる音の漂う様は魚住まぬ湖水の真中に石一個投げ入れたるごとし。
国木田独歩 源おじ 青空文庫
そうしてそういう人間が、全く気任せに自由に「そこはかとなく」「あやしう」「ものぐるほしく」矛盾も着も頓着しないで書いているところに、この随筆集の価値があるであろう。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
これらの矛盾着によって三段論法では説けない道理を解説しているところにこの書の妙味があるであろう。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
少なくも、自分の場合には、いつもただその時に思ったことをその通りに書いてゆくだけであるから、色々間違ったことを書いたり、また前に書いたことと自家着するように見えることを平気で書いたりしている場合がずいぶん多いことであろうと思われる。
寺田寅彦 随筆難 青空文庫
外に寫眞、音樂、園藝などと各種の趣味をあさつたが、勝負事にも相當に感興を持つた方で、球は二十四五歳の頃百五十點突いた。
南部修太郎 自分のこと 青空文庫