濡れ事
ぬれごと
名詞
標準
love affair
文例 · 用例
「叔母さんから纒まつたお小遣でも貰つた夢を見たんだらう」「そんなケチなんぢやありませんよ、憚り乍ら濡れ事の方で、へツ、へツ」「朝つぱらから惚氣の賣り込みかい、道理で近頃は姿を見せないと思つたよ。
— 娘の役目 『錢形平次捕物控』 青空文庫
合の手にクシヤミの入る口説も洒落て居るぜ」「それが本當の濡れ事――」「ふざけちやいけねえ、それからどうした」「花川戸へ辿り着いた時は、臍まで冷たくなつて居ましたよ。
— 乘合舟 『錢形平次捕物控』 青空文庫
もう夜明け近いのか」 前夜からの濡れ事に、ぐっすり寝込んでいた裴如海は、あわてて法衣を着込み、長頭巾をかぶり出した。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
その中を長いキセルでぽかりぽかりと悠長な煙を吐きながら、変わり種の清正が美人の妓生とぬれ場をひとしきり演ずるというのですから、ずいぶんと人を食った清正というべきですが、それよりももっと見物をあっといわした珍趣向は、そのぬれごとのせりふが全部朝鮮語であるということでした。
— 南蛮幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
その時代劇には、切ない濡れ事が多く描かれていた。
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彼は仕事と濡れ事をうまく両立させているように見えた。
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「私にはもう、そんな濡れ事をしている暇はないよ」と、老いた俳優は笑った。
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標準
love scene (in kabuki)
作例 · 標準
今日の歌舞伎の演目には、扇情的な濡れ事の場面があった。
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若手の役者が、初めて濡れ事に挑戦するとあって話題になった。
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その濡れ事は、観客の心を見事に捉え、大きな拍手喝采を浴びた。
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