瞑る
つぶる異読 つむる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #43541 · 青空 409 例
標準
to close (one's eyes)
文例 · 用例
) 深い鋼青から柔らかな桔梗、それからうるはしい天の瑠璃、それからけむりに目を瞑るとな、やはりはがねの空が眼の前一面にこめてその中にるりいろのくの字が沢山沢山光ってうごいてゐるよ。
— 宮沢賢治 『柳沢』 青空文庫
」「さらば、其許は目を瞑るだ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
それというのも、わざと向島へつれて行ったりして、暗に幾人かの女を世話していることを衒かし、自身の金力と親切を誇示するかのような態度に、好い気持のするわけもなく、それに目を瞑るとしても、今まで世話になった若林を裏切るだけの価値があるかどうかの計算もなかなかつかないのであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
いまは、唯お米さんと、間に千尺の雪を隔つるのみで、一人死を待つ、……寧ろ目を瞑るばかりに成りました。
— 泉鏡花 『雪靈續記』 青空文庫
病者は自ら胸を抱きて、眼を瞑ること良久しかりし、一際声の嗄びつつ、「こう謂えばな、親を蹴殺した罪人でも、一応は言訳をすることが出来るものをと、お前は無念に思うであろうが、法廷で論ずる罪は、囚徒が責任を負ってるのだ。
— 泉鏡花 『化銀杏』 青空文庫
いまは、ただお米さんと、間に千尺の雪を隔つるのみで、一人死を待つ、……むしろ目を瞑るばかりになりました。
— 泉鏡花 『雪霊続記』 青空文庫
時は過ぎてゆく、而して凡てが何時となく伝奇的な美しい幻想の色彩の中に掻き消されて了ふ…… ほつと吐息をして眼を瞑る、剃刀が頬辺に冷やりと辷る……怪しい罪悪の秘密と淫蕩な官能の記憶とが犇々と俺の胸を掻き※る…… も一度逢ひ度い……ハツとして眼を開けた、嘲笑ふやうに鶏頭が光る。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
ほつと眼を瞑る、「私はあなたが憎らしい、あなたは私を世の中から、凡ての人から見はなさせて一人ぽつちになつた後、いぢめていぢめてつき放さうとなさるに違ひありません、口惜しい、入らつしやい、ここへあの思ふ存分いぢめて上げ度い、入らつしやい/\/\/\/\気がもう狂ひ出しました。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
作例 · 標準
疲れた目をそっと瞑り、少しの間休息をとった。
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彼は瞑ったまま、静かに音楽に耳を傾けていた。
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辛い現実から目を瞑りたい気持ちになった。
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