袂
たもと
名詞頻度ランク #37668 · 青空 3997 例
標準
sleeve (esp. of a kimono)
文例 · 用例
各一つづつ取りて、堀切橋てふ粗かなる橋の袂に來りける。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
夕風さと袂をはらひて、波立ち騷ぐ音のみしるし。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
『喧嘩だ、喧嘩だ、』背中を突かれて驚く男、袂をくぐられて間誤付く女、跳ね飛ばされて泣くは子供、足下を攫はれて轉ぶが年寄、呆氣に取られた人人の間を縫て、矢の樣に走つて行く一人の男。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
自宅では勉強が出来ないので円行寺橋の袂にあった老人夫婦の家の静かな座敷を借りて下宿していた。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
てれかくしに袂から敷島を出して火をつけた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
橋の袂に小屋があつた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
十時過ぎに帰って来て、袂からおみやげの金鍔と焼き栗を出して余のノートを読んでいる机のすみへそっとのせて、便所へはいったがやがて出て来て青い顔をして机のそばへすわると同時に急に咳をして血を吐いた。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
姫は汗を袂で拭いながら言いました。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は着物の袂から可愛らしい刺繍のハンカチを取り出し、そっと涙を拭った。
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小さな子供が、母親の袂をギュッと握りしめて迷子にならないようについていく。
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袂を汚さないように、食事の時はナプキンを膝の上に広げるのがマナーだ。
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標準
vicinity (esp. of a bridge)
作例 · 標準
隅田川の橋の袂にあるカフェで、夕暮れの景色を眺めながらコーヒーを飲んだ。
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橋の袂にひっそりと佇む古い地蔵尊には、今日も誰かが花を供えていた。
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待ち合わせ場所を橋の袂に決めたが、風が強くて立っているのが大変だった。
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標準
foot of a mountain
作例 · 標準
山の袂に広がるのどかな田園風景は、訪れる人の心をいつも癒してくれる。
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登山口はちょうど山の袂にある神社の裏手から始まっている。
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霧に包まれた山の袂を、オレンジ色の列車がゆっくりと走り抜けていった。
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