ビザンチン
ビザンチン
名詞
標準
Byzantine
文例 · 用例
もとよりニセ物のビザンチン石彫の破片やエトラスカの土焼皿などもあって外人相手の店には違いないがその列んだ品物のなかにこの葡萄の蔓模様の鉄の取手があったのに加奈子は心をひかれた。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
花に埋められ香をたきこめられてビザンチン型の古い十字架聖像が奥深くすえられてあった。
— 有島武郎 『クララの出家』 青空文庫
万物|凡て整ふり、折りめ正しく、ぬめらかに、物の象も筋めよく、ビザンチン絵の式の如。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
万物凡て整ふり、折りめ正しく、ぬめらかに、物の象も筋めよく、ビザンチン絵の式の如。
— 上田敏訳詩集 『海潮音』 青空文庫
萬物凡て整ふり、折りめ正しく、ぬめらかに、物の象も筋めよく、ビザンチン繪の式の如。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
この下の毛氈だって、これはミシェルがコオラッサンだって持って来てくれたものなんだし、このクションの天鵞絨だって、イギリス人がスキュタリだからどうだとか、ビザンチンがどうだとかいって、かつぎ込んで来てくれたものばかりなのよ。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
ただひとりベニスだけは、ビザンチンの影響をそのまま、十二世紀の姿を残している。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
氏は大理石の石そのままを街としたがごときベニスが、ビザンチンの姿を泛べて海中に突き立っている壮麗な、世界に恐らく類のない街区を見ても、電気のために何の不思議とも感じることが出来なかった。
— 横光利一 『北京と巴里(覚書)』 青空文庫
作例 · 標準
その歴史小説の舞台は、華やかな宮廷文化と裏切りが交錯する11世紀の「ビザンチン」世界だ。
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美術館の「ビザンチン美術展」で、金箔をふんだんに使った荘厳なイコン画の数々に圧倒された。
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「ビザンチン様式の建築は、東洋と西洋の美意識が融合した独特の雰囲気を持っているわね」
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