畆
畆
名詞
標準
文例 · 用例
『南畆の人』は、農夫の生活の平和と苦鬪と悲哀とを歌はうとした長篇の試みでしたが、この集には小引だけしか輯めてありません。
— 薄田泣菫 『詩集の後に』 青空文庫
丸の内より神田を過ぎて小石川原町なる本念寺に大田南畆の墓を弔ひぬ。
— 永井荷風 『礫川記』 青空文庫
われ小石川|白山のあたりを過る時は、必本念寺に入りて北山南畝両儒の墓を弔ひ、また南畆が後喬にしてわれらが友たりし南岳の墓に香華を手向くるを常となせり。
— 永井荷風 『礫川記』 青空文庫
殊に南畆の墓碑はこの兆域にても形大なるものなれば、倒れ砕けはせざりしやと心にかかりてゐたりしが、この日行きて見るにその位置少しく変りしのみにて石は全かりき。
— 永井荷風 『礫川記』 青空文庫
その配中村氏は南畆先生が外姑の後裔なり。
— 永井荷風 『礫川記』 青空文庫
大窪詩仏が『詩聖堂詩集』巻の十に「雪後鶯谷小集得庚韻」と題せるもの南畆の家のことなるべし。
— 永井荷風 『礫川記』 青空文庫
われ小石川|白山のあたりを過る時は、必本念寺に入りて北山南畆両儒の墓を弔ひ、また南畆が後裔にしてわれらが友たりし南岳の墓に香華を手向くるを常となせり。
— 永井荷風 『礫川記』 青空文庫
このあたり今は金富町と称ふれど、むかしは金杉水道町にして、南畆がいはゆる金曾木なり。
— 永井荷風 『礫川記』 青空文庫