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筆誅

ひっちゅう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
written denunciation
文例 · 用例
本社はさらに深く事件の真相を探知の上、大いにはりがねせい、ねずみとり氏に筆誅を加えんと欲す。
宮沢賢治 クねずみ 青空文庫
復讐の同盟に加わることを避けて、先君の追福と陰徳とに余生を送った大野九郎兵衛は、不忠なる元禄武士の一人として浄瑠璃の作者にまで筆誅されてしまった。
岡本綺堂 磯部の若葉 青空文庫
「無論|嘘は書かない積だ」「いえ、僕の兄の会社ばかりでなく、一列一体に筆誅して貰ひたいと云ふ意味だ」 平岡は此時邪気のある笑ひ方をした。
夏目漱石 それから 青空文庫
新聞記者は好んで人の私行を摘発するものではないが、社会に代ってそれらの人物を筆誅するに外ならないのであると。
島崎藤村 新生 青空文庫
東周の襄王はその母と別居して、子たるの禮を盡くさなかつたといふので、『公羊傳』(僖公廿四年)に君主たる資格なき者として、嚴しく筆誅されて居る。
桑原隲藏 支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道 青空文庫
「無論嘘は書かない積りだ」「いえ、僕の兄の会社ばかりでなく、一列一体に筆誅して貰いたいと云う意味だ」 平岡はこの時邪気のある笑い方をした。
夏目漱石 それから 青空文庫
「うむ、あんまり臆病者がたくさん出るので、心外でたまらぬから、いちいち筆誅を加えてやった」と、勘平は問わず語りに話した。
森田草平 四十八人目 青空文庫
安藤は此見地からして、歴史上に現れたる英雄豪傑を引摺出し、秀吉家康を其殿りとして筆誅することに勉めた。
狩野亨吉 安藤昌益 青空文庫
作例 · 標準
彼は不正を暴くため、匿名でその政治家を筆誅した。
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論文で彼の主張は、他の学者から厳しく筆誅された。
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新聞は、その企業の環境破壊に対して筆誅を加えた。
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