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政治観

せいじかん
名詞
1
標準
文例 · 用例
日本ではこの頃、こうした意味での道徳的社会観や政治観や文化観や、経済観さえが、盛んである。
戸坂潤 思想と風俗 青空文庫
併しこのことは又、復古主義がこの普遍的で世界的な一規範である市民常識としての精神主義を通過することによって、之まで述べた漠然たる復古主義であることを已めて、ハッキリと限定された精神主義・日本精神主義・として、一つの政治観念にまで市民的常識への発達を遂げる、ということを意味する。
――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 日本イデオロギー論 青空文庫
政治観念はどういう時でも市民常識に基かずには成り立たない。
――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 日本イデオロギー論 青空文庫
従って軍部団にだけ特有な農兵一如への復古主義は、それだけではまだ政治観念となる資格がない。
――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 日本イデオロギー論 青空文庫
市民の社会身分としての自由と平等と、それに基く特定の政治観念であるデモクラシー(ブルジョア民主主義)とが、この政治的自由主義の内容をなしている。
――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 日本イデオロギー論 青空文庫
して見ると日本ラジオの例の因果な身の上は、日本の政治事情と政治観念との特殊性に実は由来すると云わねばならぬので、一体日本の政治の特色は民衆を政治から、或いは政治という観念からさえ、出来るだけ遠ざけようとすることに存するらしい。
戸坂潤 世界の一環としての日本 青空文庫
とにかくこの自由主義は一定の憲法学説、一定の国体観を意味したのだが、それと同時に極めて近代的な政治観念としての言論の自由をも意味したのだ。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫
が、それよりも、伴直人の政治観といふやうなものが、最も露骨に、雄弁に語られてゐるのもこの時代からである。
岸田國士 双面神 青空文庫