士女
しじょ
名詞
標準
men and women
文例 · 用例
特に此辺より吾妻橋上流までの間は府内各学校の生徒ならびに銀行会社の役員等の端艇競争の場となるを以て、春秋の好季には堤上と水面とは共に士女|※噎して、歓笑の声絶ゆる間もなく湧くに至る。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
ベナレスの聖地で難行苦行を生涯の唯一の仕事としている信徒を、映画館から映画館、歌舞伎から百貨店と、享楽のみをあさり歩く現代文明国の士女と対照してみるのもおもしろいことである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
大乗仏教の趣意が、すでに現実上にあるのでありますから、法華経が理を説くかたわら、維摩、勝鬘の二経が在俗の士女によって説かしめられてあるのは大いに意味があるのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
青年壯年の士女に於ては、所謂春氣が發動する。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
菩提樹下と訳するときは、幽静なる境なるべく思わるれど、この大道|髪のごときウンテル・デン・リンデンに来て両辺なる石だたみの人道を行く隊々の士女を見よ。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
是れポムペイの士女の郊外に往反するときしばらく憩ひし處なるべし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
)われは此俗を歌ふ一曲の人口に膾炙するものあるを知れど、急にこれに依りて思を搆ふること能はず、(曲とは「フエミナ、ヂ、コスツメ、ヂ、マニエレ」と題するものを謂ふ、「ソネツトオ」なり、ミユルレルの羅馬と其士女との卷中に收めたり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
相向へる二列の家は、簷と簷と殆ど相觸れんとし、市店の燈を張ること多きが爲めに、火光は到らぬ隈もなく、士女の往來織るが如くなり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
このパーティーには、老若男女、士女を問わず多くの人々が集まった。
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会場は、士女で賑わっていた。
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「士女が平等に扱われる社会を目指しましょう」とスピーチは続いた。
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