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黒酒

くろき
名詞
1
標準
black sake (presented as an offering to the gods)
文例 · 用例
肩幅の広い、身長の群を抜いた逞しい大男で、これは、※栗を噛みながら、黒酒の杯を重ねてゐた。
芥川龍之介 芋粥 青空文庫
黒酒の杯があつても、口を触れない。
芥川龍之介 芋粥 青空文庫
「御酒」は、祝杯をあげることで、キは酒の古語で、「黒酒白酒の大御酒」(中臣寿詞)などの例がある。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
花の日の酔うような街中を、小旗をふりながら謳ってゆく、なんと言って謳ってゆく、見たことも、嘗めたこともない、「黒酒白酒をとりもちて――」……。
西村陽吉 青い服の列 青空文庫
原始的な楽器や仮面を持ちだし、二十五座の神楽を奏し、家々でも餅をつき、黒酒を酌んで歌った。
吉川英治 平の将門 青空文庫
十壺の黒酒(黍酒)を空にしてなお足りぬほどだった。
吉川英治 平の将門 青空文庫
くろき枝もうねりつゝ、   さくらの花のすさまじき。
宮沢賢治 文語詩稿 五十篇 青空文庫
〔白金環の天末を〕白金環の天末を、     みなかみ遠くめぐらしつ、大煙突はひさびさに、   くろきけむりをあげにけり。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
作例 · 標準
祭りの際には、神に捧げる清らかな黒酒が用意される。
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古来より、黒酒は神聖な儀式に欠かせないものとされてきた。
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この地方では、特別な製法で作られた黒酒が伝統として受け継がれている。
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