小君
こぎみ
名詞
標準
文例 · 用例
翌日源氏の所から小君が召された。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
出かける時に小君は姉に返事をくれと言った。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
好色な紀伊守はこの継母が父の妻であることを惜しがって、取り入りたい心から小君にも優しくしてつれて歩きもするのだった。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
小君が来たというので源氏は居間へ呼んだ。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
私だけがおまえを愛していても、おまえは私に冷淡なんだね」 恨みを言われて、小君は顔を赤くしていた。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
「返事はどこ」 小君はありのままに告げるほかに術はなかった。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
「おまえは姉さんに無力なんだね、返事をくれないなんて」 そう言ったあとで、また源氏から新しい手紙が小君に渡された。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
姉さんがたよりにしている人はさきが短いよ」 と源氏がでたらめを言うと、小君はそんなこともあったのか、済まないことをする姉さんだと思う様子をかわいく源氏は思った。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫