風前の灯
ふうぜんのともしび
表現名詞
標準
precarious situation
文例 · 用例
小さな切札を一枚もつてゐるから一回だけは防げるとしても、思へば風前の灯火である。
— 牧野信一 『青白き公園』 青空文庫
彼等の運命は、依然として風前の灯であった。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
ああ生命は風前の灯である。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
覆面を取らぬ団員の生命は風前の灯にひとしかった。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
リーグニッツの不期戦は風前の灯火の感あった大王を救った。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
それにしても、彼の云ったことが事実だとすれば、栖方の生命は風前の灯火だと梶は思った。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
恐らくWに負けないであろう程の冷静、残忍さをもってIの年齢を指折り数え得るようになった」「……………」「T子の運命は風前の灯火である。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
我我は文明を失ったが最後、それこそ風前の灯火のように覚束ない命を守らなければならぬ。
— 芥川龍之介 『侏儒の言葉』 青空文庫
作例 · 標準
相次ぐスキャンダルによって、現政権の支持率はまさに風前の灯となっている。
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「会社の経営状態は風前の灯だ、いつ倒産してもおかしくない」と社長が嘆いた。
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山道で迷っているうちに懐中電灯の電池が切れかけ、光は風前の灯のようだ。
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ウィキペディア
『風前の灯』(ふうぜんのともしび)は、1957年12月1日に日本で公開されたコメディ映画。
出典: 風前の灯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0