敵は本能寺にあり
てきはほんのうじにあり
表現
標準
his true objective lies elsewhere
文例 · 用例
毒婦、色魔、悪党 ――悪魔式鼻の表現(四) 敵は本能寺にあり、相手の生血を吸い取り得れば――相手を丸裸になし得れば――又はどこかに売りこかし得れば、あとは野となれ山となれ――泣こうが喚めこうが発狂しようが、どこを風が吹くという鼻の表現で取り付く島もなくふり捨ててしまうのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
あるいは曰く、敵は本能寺にありというわけで、源十郎はこのおふくろをちょろまかして、それからおいおいお艶を手に入れようと、今日もこうしておさよに暖かそうな、小袖か何か着せて、さも神妙に日の当たる座敷によもやまのはなし相手をつとめていると――。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
他の部門の許可などでカムフラージュして、敵は本能寺にあり、ウスバキチョウなどの稀品を何十何百と捕え去った形跡もあったし、幼虫飼育のため食草ぐるみの濫採も耳にした。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
作例 · 標準
彼が慈善活動に熱心なのは表向きの顔で、真の敵は本能寺にあり、政界進出が目的だと言われている。
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コスト削減を叫んでいるが、敵は本能寺にありで、実は特定の派閥を追い出すための口実らしい。
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「みんなあの事件ばかり追っているが、敵は本能寺にありだぞ。こっちの法案の動きに注目しろ」
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