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肥大

ひだい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #17128 · 青空 172
1
標準
swelling
文例 · 用例
ワールブルヒは腎臓でもわるいかと思われるように顔色が悪く肥大していて一向に元気がなかったが、ゴールトシュタインは高年にかかわらず顔色も若々しく明るい上品な感じのする人であった。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
妾は案内された部屋に、レジオン・ド・ヌウルの勲一等の赤い略章をつけた肥大した肉体の恰好の好い一人の老人を見出すのでした。
吉行エイスケ バルザックの寝巻姿 青空文庫
肥大した男の恋愛のつづきを受理する女のように頑健な裸な腕を寝床からさしだすと、受話器を整形された小さな耳にあてた。
吉行エイスケ 女百貨店 青空文庫
」 ふたたびミサコは肥大した女を威喝するように女記者に云った。
吉行エイスケ 女百貨店 青空文庫
また、よく肥大した種のいゝ豚を二十頭ばかり持っていた。
黒島伝治 豚群 青空文庫
山高帽を少し阿弥陀に冠った中年の肥大った男などが大きな葉巻をくわえて車掌台に凭れている姿は、その頃のベルリン風俗画の一景であった。
寺田寅彦 喫煙四十年 青空文庫
それは無数の小さいものを犠牲にして、大きい奴だけが肥大して行くことだ。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
いくら逃げても追い駆けて来る体内の敵をまくつもりで最後の奥の手を出してま近な二つの氷盤の間隙にもぐり込もうとするが、割れ目は彼女の肥大な体躯を容れるにはあまりに狭い。
寺田寅彦 空想日録 青空文庫
2
標準
hypertrophy