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密陀

みつだ
名詞
1
標準
litharge
文例 · 用例
『大宝広博秘密陀羅尼経』には、随心陀羅尼を五万遍誦せば、迦は、笑面黄白色の身相、人意を悦ばしむと見ゆ。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
桐油彩色は、雨にぬれても脱落ないように、密陀油に色を割って、赤、青と胡粉を割ってやるのです。
彫刻修行のはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
その一つは、密陀僧(即ち酸化鉛)の大壜に開栓した形跡があるのと、もう一つは、再度死者の秘密が現われた事だった。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
しかも、輪羽の中芯を、密陀僧の朱が核のような形で彩取っていて、その楕円形をした鮮かな点列だけが、暗い、血を薄めたような闇の中から泛かび上っていた。
小栗虫太郎 夢殿殺人事件 青空文庫
玉虫廚子の密陀画における人物や樹木を金堂壁画と比較すればこの事は論議の余地なく明白である。
和辻哲郎 日本精神史研究 青空文庫
それから天平時代に、今のバラモン僧正より前からあるのでありますが、密陀絵という絵風がある油絵である。
高楠順次郎 東洋文化史における仏教の地位 青空文庫
推古天皇の玉蟲の厨子も密陀絵であります、これはペルシャの言葉で「ムルダーセン」というのである。
高楠順次郎 東洋文化史における仏教の地位 青空文庫
密陀絵の花喰い鳥の盆、びょうぶ絵の樹下美人、蝋染めや板ジメ染めなど、絵と見てもわるくないが、どれも工匠の設図である。
吉川英治 正倉院展を観る 青空文庫
作例 · 標準
密陀は、古くから絵画の顔料として使われてきた。
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この壁画は、密陀を使って描かれているため、独特の光沢がある。
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彼は密陀を研究し、その製法を現代に再現しようとした。
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