幻辞.com

多調

たちょう
名詞
1
標準
polytonality
文例 · 用例
」といって、うしかいは、火のともったちょうちんを牛のよこはらのところにつるして、いってしまいました。
新美南吉 ひとつの火 青空文庫
それがまただんだん横へ外れて、前のレンズの形を逆にくり返し、とうとうすっとはなれて、サファイアは向こうへめぐり、黄いろのはこっちへ進み、またちょうどさっきのようなふうになりました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
「ええ、ええ、大先生、伜がかねて……」 儀礼に、こだわりの過ぎるほど訓錬のある、特に官職に対して謙屈な土地柄だから、閣翁は、衆に仰向けに反らしたちょうど同じ角度に、その頤を臍に埋めて、手を垂れた。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
」と、別の葉にとまっていたちょうがいいました。
新美南吉 木の祭り 青空文庫
」 それからつぎつぎと、じゃがいも畑にいたちょうちょうは風にのってきたこころよいにおいに気がついて、「おや」「おや」といったのでありました。
新美南吉 木の祭り 青空文庫
それが途絶えましたちょうどあとで、お一人で、さっさと幟のかげへ見えなくおなんなすったんですが、燈がつきました、まだ蕊の加減もしません処へ、変だ、変だ、取殺される、幽霊だ、ばけものだ、と帽子なんか、仰向けに、あなた……」       十「……燈をあかるくしてくれ、変だ。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
この答えを得たちょうどその夜、ヒルトン・キュービットがスレイニからの最後の伝言を送ってきました。
THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 踊る人形 青空文庫
だが私の心がやっとはっきりとその考えを感じ、それを味わったちょうどその瞬間、裁判官たちの姿は魔法のように私の前から消えた。
THE PIT AND THE PENDULUM 落穴と振子 青空文庫
作例 · 標準
その現代音楽の楽曲は、ピアノが異なる調を同時に奏でる多調の手法を用いていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「この部分の多調が作り出す独特の不協和音が、都会の喧騒を表現しているんだね」と評論家が分析した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
多調を取り入れた彼の作曲スタイルは、当時の保守的な音楽界に大きな衝撃を与えた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア

多調(たちょう)は、同じ楽曲の同じ時間に異なった調が同時に演奏された状態。またそのことを意図した作曲法。ポリトーナル(polytonal)とも呼ばれる(これは形容詞形)。旋法を用いる場合はポリモード(polymode)と呼ばれる。

出典: 多調 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0