木橋
もっきょう異読 もくきょう・きばし
名詞
標準
wooden bridge
文例 · 用例
新しい木橋を渡ると、道は二つに分れてゐた。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
木橋の、埃りは終日、沈黙し、ポストは終日|赫々と、風車を付けた乳母車、いつも街上に停つてゐた。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
突落された丸木橋の流に逆らって出逢ったのである。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
山中に朽木の独木橋を渡り、アワヤ谷底へ真逆様にならんとせしは某君。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
(一〇)登山競争 町付村から、山道は漸く深くなり、初めは諸所に風流な水車小屋なども見えたが、八溝川の草茂き岸に沿うて遡り、急流に懸けたる独木橋を渡ること五、六回、だんだん山深く入込めば、最早どこにも人家は見えず、午後四時頃、常州第一の高山八溝山の登り口に達した。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
木場一圓、入船町を右に、舟木橋をすぎ、汐見橋を二度渡つて、町はまだ明いが、兩側は店毎軒毎に電燈の眩い門前町を通りながら――並んでは坐れず、向ひ合つた同伴と、更に顏を見合はせたが、本通りは銀座を狹くしたのとかはりのない、千百の電燈に紛れて、その蕎麥屋かと思ふ暖簾に、血の付いた燈は見えなかつた。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
戀の歌を想ふにつけ、夕暮の線路さへ丸木橋の心地やすらむ。
— 泉鏡太郎 『婦人十一題』 青空文庫
燒杭を倒したやうな、黒焦の丸木橋も渡してある。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
作例 · 標準
古民家の庭には、趣のある小さな木橋が架けられている。
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村を流れる川に架かる木橋は、台風のたびに修復が必要だった。
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古い木橋は苔に覆われ、歴史的な風情を漂わせていた。
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ウィキペディア
木橋(もくきょう)とは主要部材に木材を用いた橋である。
出典: 木橋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0