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郎将

ろうしょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
将弘が将軍太郎といひ、将門が相馬小次郎といひ、系図には見えぬが、千葉系図には将門の弟に御廚三郎将頼といふがあつて、其次が大葦原四郎といつた事を考へると、将門は次男かとも思はれる。
幸田露伴 平将門 青空文庫
イヤそれどころでは無い、太郎将弘が早世したから、将門は実際良将の相続人として生長したのである。
幸田露伴 平将門 青空文庫
然るに其の婦人は源家へ嫁すことをせずして相馬小次郎将門の妻となつた。
幸田露伴 平将門 青空文庫
元の忽必然が少し早く生れて、平安朝に来襲したならば、相模太郎になつて西天を睥睨してウムと堪へたものは公卿どもには無くつて、却つて相馬小次郎将門だつたかも知れはし無い。
幸田露伴 平将門 青空文庫
憐れむべし剛勇みづから恃める相馬小次郎将門も、こゝに至つて時節到来して、一期三十八歳、一燈|忽ち滅えて五彩皆空しといふことになつた。
幸田露伴 平将門 青空文庫
陵が匈奴に降るよりも早く、ちょうどその一年前から、漢の中郎将蘇武が胡地に引留められていた。
中島敦 李陵 青空文庫
大叔父は、余り参りませんが、良兼様と、良正様とは、こもごもに、よく来ます」「じゃあ、おれの留守、おまえ達の世話は、その叔父二人が、見てくれたか」「……いえ」と、つよく顔を横に振ると、三郎将頼は、肱を曲げて、涙の顔をかくした。
吉川英治 平の将門 青空文庫
日蔭の弟等 二、三日すると、四郎将平や、ほかの弟たちも、次々に、帰って来た。
吉川英治 平の将門 青空文庫