年高
としだか
名詞
標準
文例 · 用例
「我らの中には白髪の人及び老いたる人ありて、汝の父よりも年高し」とあるは、老齢の権威を以て年少者に臨むものである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
来年高等学校へはいるという幹男のような、大きな子供がありながら、今更家庭生活をみだしてしまうことは、夫としてよりむしろ父親としてしのびなかった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
永年高等学校の教授をし、現在もしているひとの書斎だという事が、一眼に分る。
— 織田作之助 『四つの都』 青空文庫
来賓の中で源中納言の以前よりもいっそうりっぱな青年高官と見える欠点のない容姿に右大臣もその夫人も目をとめた。
— 竹河 『源氏物語』 青空文庫
金井君の長男は今年高等学校を卒業する。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
To love……won her の三行の中、cleave to her は愛する女に我愛を傾けて變わらざるの意、worship her by years of noble deeds は幾年高義の行爲を以て戀人に誠を表すと云ふの義也。
— KING ARTHUR'S ROUND TABLE 『アーサー王物語』 青空文庫
僕は一昨年高等学校を出ました。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
また前年高木敏雄君から次の話が日本のほかにもありやと尋ねられ、四年間調べたが似たものもないようだから多分本邦特有でがなあろう。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫