正言
せいげん
名詞
標準
文例 · 用例
廷中に背立して、帝に対わず、正言して屈せず、遂に寸磔せらる。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
近頃、村田正言学士が、此「二種の神器」の外に、蒭量と言ふもののある事を教へてくれた。
— ――序説として―― 『唱導文学』 青空文庫
「醜態をお眼にかけたから、自分で謹慎すると申して、一室のなかに入ったまま出てまいりませぬ」「泣いたので、間がわるくなったのであろう」「正言を吐いたのだから、ほかにご無礼はしていないが、つい涙をこぼしたのは、不覚だと嘆いておりました」「呼んでこい、まいちど」「参りますまい」「わしの命じゃと申せ。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
漢の成帝(西紀前数年)の頃、正言を以て神怪のことを斥けた谷永の辞の中に、この一句がある。
— ――『仙書参同契』の解説―― 『古代東洋への郷愁』 青空文庫
もし彼に当って戦いなどしたら、あまりにも己を知らな過ぎる者と、後世まで笑いをのこしましょう」 正言は苦い。
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫