命を保つ
いのちをたもつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to preserve life
文例 · 用例
演劇的映画などは一日一日に古くなっても、ニュース映画は日に日に新たに、永久に若き生命を保つであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『ニュース映画と新聞記事』 青空文庫
――鋳銭司まで出かける、今月最初の行乞であるが、何分にも睡眠不足と※気とで苦しくてしようがない、それをこらへて二時間だけやつと行乞、それでも今日一日の生命を保つには十分すぎるほど戴いた。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
昼から今に到るまで、雲から落ちながらさえ、魚は生命を保つ。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
その消えてゆく運命を荷っている雪達磨のうちでも、日かげに陣取っていたものは比較的に長い寿命を保つことが出来た。
— 雪達磨 『半七捕物帳』 青空文庫
彼等は其の冬の季節に於て生命を保つて行くのには凡ての機能を停止して引き緊らねば成らぬ。
— 長塚節 『土』 青空文庫
ところが、こゝは水利の便が極めて悪く、全村を通じて、北側の崖下に流れ出てゐる鉛筆ほどの細さの筧の水が滾れ落ちてゐるのみで、この鉛筆一本の水で三百の民が命を保つ次第であつた。
— 牧野信一 『その村を憶ひて』 青空文庫
自然主義も Fine de siecle も享楽主義も根本を失はない中は、生命を保つてゐたが、それが一度先にすゝみすぎたり、傍道にそれて行つたりすると、すつかりその力を失つて了ふ。
— 田山録弥 『現代と旋廻軸』 青空文庫
鳥を打ち、魚を釣り、薪をつくり、またある時は掠奪を縦にし、米を得、酒を得て、健やかな命を保つて来た。
— 牧野信一 『出発』 青空文庫
作例 · 標準
遭難した登山家たちは、持っていたわずかな食料で命を保った。
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冬の間、熊は洞窟でじっとすることで命を保つ。
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彼は集中治療室で、かろうじて命を保っている状態だ。
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