美作
みまさか
名詞
標準
Mimasaka (former province located in the northeast of present-day Okayama Prefecture)
文例 · 用例
毎年二月半ばから四月五月にかけて但馬、美作、備前、讃岐あたりから多くの遍路がくる。
— 黒島傳治 『海賊と遍路』 青空文庫
五日、乙巳、天霽、義盛、時兼以下の謀叛の輩の所領美作淡路等の国の守護職、横山庄以下の宗たるの所々、先づ以て之を収公し、勲功の賞に充てらる可しと云々、相州、大官令之を沙汰し申さる、次に侍別当の事、義盛の闕を以て相州に仰せらると云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
長政の忠臣遠藤喜右衛門、赤尾|美作などは、信長も昔の信長とは違う、今では畿内五州、美濃、尾張、三河、伊勢等十二ヶ国の領主である。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
奥平美作守|貞能一番乗であったが、陣中に貞勝、貞能、貞昌、父子無事の対面は涙ながらであったと伝える。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
老人の長居は無用、伜美作守勝俊も大阪陣大和口にて、後藤又兵衛出張の時名を挙げた者だ。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
井上、小河の二人は次へ出て、利章方へ一人たりとも參つてはならぬと觸れ、利章の邸の前に往つてゐた者共を、利章の姉婿で、當時|睡鴎と名告つてゐた黒田|美作が邸と、其向側の評定所とへ引き上げさせた。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
早乙女主水之介、約束通り土産一匹つかわすとこのように申し伝えて、今ただちに南町御番所の水島宇右衛門なる与力の許へ引立てて参れ」 言いおくと、通り合わせた町駕籠を急ぎに急いで仕立てながら、京弥いち人のみを引き随えて、ただちに黒住団七の禄を喰む、宇都宮九万石の主、奥平美作守昌章の上屋敷に行き向いました。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
よし仮りに、奥平美作守が、九万石封主の力を借りて、これを庇い立てすることあるも、われわれにはまた直参旗本の威権あり!
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
作例 · 標準
昔、この地域は美作と呼ばれていました。
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祖父の故郷は、岡山県の旧国名で美作だそうだ。
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美作の豊かな自然は今も多くの人々を魅了している。
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ウィキペディア曖昧さ回避
美作 特記以外の読みは「みまさか」
地名
施設・団体
- 美作県民局 — 岡山県庁の出先機関のひとつ、および同管轄エリア。津山・勝英・真庭の各地方を管轄する。
- 美作三湯 — 旧美作国だった地域にある著名な三つの温泉郷・温泉街の総称。
- 美作インターチェンジ — 美作市にある中国自動車道のインターチェンジ。
- 美作大学 — 津山市にある私立大学。
- 岡山県美作高等学校 — 津山市にある高等学校。
- 美作グループ — 津山市にある企業グループ(みまさく)。
- 美作グループ本社 — 津山市にあるオートバックスセブンのフランチャイジーであるカー用品店(みまさく)。
- 美作マツダ自動車 — 津山市にあるマツダ(マツダオートザムグループ)のカーディーラー、カーコンビニ倶楽部のフランチャイジーである自動車板金修理チェーンならびに自動車整備・車検チェーン(みまさく)。
- コマツ美作 — 津山市にあるコマツ建設機械等の代理店(みまさく)。
その他
- 御前酒 美作 — 辻本店が製造する日本酒の銘柄。
出典: 美作 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0