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棲架

棲架
名詞
1
標準
文例 · 用例
雄鶏は、何段にもなつてゐる棲架の、いちばん上の段に飛びあがつて元気な声で『さあ、みんな棲架にとまつたか、子供たちは片脚で止まる練習もしなければ駄目だよ、片脚で立つて片脚を休ませ、かはるがはる疲れたらやるのだよ、卵箱の中に入つて寝るのは、弱虫か、病人だよ、元気なものは、いちばん高い棲架に止まるんだよ。
童話集 小熊秀雄全集-14 青空文庫
』 と、なかなか強情で、棲架に止まらうとはしませんでした。
童話集 小熊秀雄全集-14 青空文庫
婆さん鶏は、地べたの上に、他の鶏たちは棲架の上に、棲架の上の鶏たちは、自分の羽に首をいれたり、また隣の鶏の脇の下に、首をいれさして貰つたりして、仲善くそして静かに眠りにをちいりました。
童話集 小熊秀雄全集-14 青空文庫
雄鶏は、高い棲架の上から下を見て、みなと一羽離れて、惨めな容子で寝てゐる、強情な婆さん鶏を憎むよりも、なにか哀れな同情の気持になりました。
童話集 小熊秀雄全集-14 青空文庫