頼うだ人
たのうだひと
表現名詞
標準
my lord
文例 · 用例
頼うだ人が、「薄茶を……」 と所望したのでその薄茶なるものが一人一人に運ばれたが、主人翁を入れてほかの三人は二杯ずつ飲んだけれども、筆者は頭を左右に振って御免蒙った。
— 夢野久作 『お茶の湯満腹談』 青空文庫
彼らはいわゆる武士道を重んじ、その主すなわち「頼うだ人」のためには身命をも惜しまず、進むを好み、退くを恥じ、ひたすらに、名を重んずること、古えの佐伯部が「海行かば水浸く屍云々」と称えられ、東人が「額には箭は立つとも背は箭は立たじ」と賞せられたりしと同一なりき。
— 喜田貞吉 『武士を夷ということの考』 青空文庫
頼うだ人はきょうもまた、恋の奴のお使いか、返事待つ恋、忍ぶ恋……」恋の奴のお使いか。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
頼うだ人が無事に戻られたとの知らせに、屋敷の者たちは安堵の涙を流した。
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「あなたは私の頼うだ人、どうか私を置いていかないで」と彼女は縋り付いた。
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頼うだ人に裏切られた悲しみは、彼の心に深い傷跡を残すこととなった。
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