往生際の悪い
おうじょうぎわのわるい
形容詞
標準
unreasonably stubborn
文例 · 用例
「いや、愛想の尽きた蛆虫め、往生際の悪い丁稚だ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
往生際の悪いことで」 義晴が、カウンターに身を乗りだして、ふたりをのぞきこんだ。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
往生際の悪い西洋人だから、地獄振りの限りを尽したといった方が正直でもあり、自然である。
— 牧逸馬 『運命のSOS』 青空文庫
往生際の悪い奴だ」「いつまでも強情を張ると痛い目を見せるぞ」 渡辺は呶鳴った。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
「往生際の悪い奴だ。
— 坂口安吾 『牛』 青空文庫
茲から四、五町の間は川沿いの細かい砂地を行くので、伸び放題に蔓を伸して絡み合い縺れ合いながら、太い綱を張り渡した木通や海老蔓や野萄葡などが、鋭い鎌の刃先に懸けられて、気持よく左右に薙ぎ倒されている、中にも往生際の悪い奴は、玉紫陽花などに巻き添いを喰したのもあった。
— 木暮理太郎 『黒部川奥の山旅』 青空文庫
何たる往生際の悪い奴だ、と僕は思はず舌うちしたね。
— 神西清 『三つの挿話』 青空文庫
「殿村、往生際の悪いやつだな。
— 江戸川乱歩 『妖虫』 青空文庫
作例 · 標準
例句