来大
らいだい
名詞
標準
文例 · 用例
自分は中等教育というものについては自分でこれを受けて来たという以外になんらの経験もないものであるが、ただ年来大学その他専門学校で物理実験を授けて来た狭い経験から割出して自分だけの希望を述べてみたいと思う。
— 寺田寅彦 『物理学実験の教授について』 青空文庫
また、将来大マラソン家になろうという野心も無く、どうせ田舎の駈けっくらで、タイムも何も問題にならん事は、よく知っているでしょうし、家へ帰っても、その家族の者たちに手柄話などする気もなく、かえってお父さんに叱られはせぬかと心配して、けれども、それでも走りたいのです。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
唯願ふらくはかの如来大慈大悲我が小願の中に於て大神力を現じ給ひ妄言綺語の淤泥を化して光明|顕色の浄瑠璃となし、浮華の中より清浄の青蓮華を開かしめ給はんことを。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
唯願うらくはかの如来大慈大悲我が小願の中に於て大神力を現じ給い妄言綺語の淤泥を化して光明|顕色の浄瑠璃となし、浮華の中より清浄の青蓮華を開かしめ給わんことを。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
こっちは踊りの師匠ですから、身振りや仮声も巧かったんでしょう、なんだか仔細らしく物すごく持ち掛けて、まんまと首尾よくその鯉をまきあげて行ったのには、芝居ならばこのところ大出来大出来というところかも知れません」「いや、わかりました。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
このところ両天狗大出来大出来。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
例を挙げよう、従来大食家で胃病勝ちであったならば、大食という事を斬って棄てなければならない、節食しなければならない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
将来大臣として国務を任せようとしたのです。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫