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書き損じ

かきそんじ
名詞
1
標準
slip of the pen
文例 · 用例
」――で机の上にあつた原稿紙の書き損じたのに書き付けてみた。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
「よもやそんなことはあるまい、あるまいけれど、な、わしの銅像をたてるとき、右の足を半歩だけ前へだし、ゆったりとそりみにして、左の手はチョッキの中へ、右の手は書き損じの原稿をにぎりつぶし、そうして首をつけぬこと。
太宰治 青空文庫
一生を、書き損じの原稿を破ることに使った」 メフィストフェレスは雪のように降りしきる薔薇の花弁に胸を頬を掌を焼きこがされて往生したと書かれてある。
太宰治 青空文庫
私はそれに「奪ひ合ひ」でなく「あざみ草」と言ふ題をつけるべきだと考へたので、あとで、兄の書き損じた原稿用紙の隅へ、その私の意見を小さく書いて置いた。
太宰治 思ひ出 青空文庫
」「書き損じのデッサンでもなんでも、とにかく見たいのです。
太宰治 水仙 青空文庫
」 アトリエの隅に、うず高く積まれてある書き損じの画の中から、割合い完成せられてある画を選び出して、二枚、三枚と勝治は持ち出していたのである。
太宰治 花火 青空文庫
あんな書き損じの画が一枚でも市場に出たら、どんな結果になるか、君は知っていますか?
太宰治 花火 青空文庫
二十数篇の中、十四篇だけを選び出し、あとの作品は、書き損じの原稿と共に焼き捨てた。
太宰治 東京八景 青空文庫
作例 · 標準
彼のレポートには、いくつかの書き損じが見られた。
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ちょっとした書き損じで、文の意味が全く変わってしまうこともある。
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これは彼のいつもの書き損じで、気にしなくていいよ。
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手書きの資料なので、多少の書き損じはご愛嬌だ。
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2
標準
something ruined by a mistake in writing (e.g. postcard)
作例 · 標準
書き損じのはがきは郵便局で交換してもらえる。
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この便箋は書き損じがないように、ゆっくり丁寧に書いた。
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テスト用紙を書き損じたら、先生に言って新しいものをもらおう。
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大切な人に送る色紙なので、書き損じのないように集中して書いた。
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