商品見本
しょうひんみほん
名詞
標準
trade sample
文例 · 用例
そこで現代の若き作家は商品見本を秋に示し、一年間は潜行して画商と、番頭と、作者を兼業しつつ多忙を極め、なるべく嫌らしく立廻って漸く生存する事が出来るだろう。
— 小出楢重 『油絵新技法』 青空文庫
つまらない商品見本の入った鞄としてね。
— 少年密偵 『計略二重戦』 青空文庫
そうでなく、商品見本をむしろコックからガラス・コップにゆっくりと入れるか、または少量を小さなピューターの容器に入れてから貴方のガラス・コップに注ぐ。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
長細いレッテルが覗いてゐるところを見ると、これは商品見本か何かであるらしい。
— 神西清 『灰色の眼の女』 青空文庫
そして、商品見本はまだ包装してないし、彼自身がそれほど気分がすぐれないし、活溌な感じもしないのだ。
— DIE VERWANDLUNG 『変身』 青空文庫
「すぐ服を着て、商品見本を荷造りし、出かけることにします。
— DIE VERWANDLUNG 『変身』 青空文庫
これまでの外務省式のやりかたは「紹介」に止って、それに伴った歴史的展望を欠いていて、いつも卑屈な商品見本のようでした。
— 一九四五年(昭和二十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
大名屋敷の式台みたいな、ぴかぴか光った板の間に、盛装をしたおいらんが商品見本のように立っている。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
作例 · 標準
デパートの催事場で配られていた美容液の商品見本を試してみたところ、翌朝の肌の調子が驚くほど良くなっていた。
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新規の取引先に自社製品のクオリティをアピールするため、完成したばかりの精巧な商品見本を携えて商談に臨んだ。
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「こちらが商品見本ですので、まずは実際の色味や手触り、香りの強さなどを納得のいくまでお確かめください」
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