門柱
もんちゅう
名詞
標準
gatepost
文例 · 用例
県庁の入口に立っている煉瓦と石を積んだ門柱四本のうち中央の二本の頭が折れて落ち砕けている。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
2 極楽鳥の飾りをつけたフェルトの流行とは正反対のグランとツバの拡い帽子を目深にした身装、……流行品店の飾窓に映るかの女の姿態を裸体にするキャバレーの門柱のムーラン・ルージュ。
— 吉行エイスケ 『戦争のファンタジイ』 青空文庫
半七は途中で買物をして、更になにかの支度をして、日本橋茅場町の祈祷所へたずねてゆくと、以前は誰が住んでいたか知らないが、新らしく作り直したらしく門柱には神教祈祷所という大きな札がかけられて、玄関先に注連が張りまわしてあった。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
普請小屋と、花崗石の門柱を並べて扉が左右に開いて居る、門の内の横手の格子の前に、萌黄に塗った中に南と白で抜いたポンプが据って、その縁に釣棹と畚とがぶらりと懸って居る、真にもの静かな、大家の店前に人の気勢もない。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
ひくい門柱によりかかり、まぶしさうに右手を額へかざしてゐる。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
普請小屋と、花崗石の門柱を並べて扉が左右に開いて居る、門の内の横手の格子の前に、萌黄に塗つた中に南と白で拔いたポンプが据つて、其縁に釣棹と畚とがぶらりと懸つて居る、眞にもの靜かな、大家の店前に人の氣勢もない。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
休業のはり札して、ぴたりと扉をとざした、何とか銀行の窓々が、觀念の眼をふさいだやうに、灰色にねむつてゐるのを、近所の女房らしいのが、白いエプロンの薄よごれた服裝で、まだ二時半前だのに、青くあせた門柱に寄り添つて、然も夕暮らしく、曇り空を仰ぐも、ものあはれ。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
石の門柱が立っており、足場のわるいだらだらした坂を登ると、ちょうど東京の場末の下宿屋のような、木造の一棟があり、周囲に若い檜や楓や桜が、枝葉を繁らせ、憂鬱そうな硝子窓を掠めていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
我が家の玄関には、立派な石造りの門柱が二本立っている。
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最近、門柱に新しい表札を取り付けた。
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庭園の入り口には、古風な木製の門柱があった。
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