レモン色
レモンいろ
名詞名詞-の形容詞
標準
lemon (colour)
文例 · 用例
それは黒い背筋の上に薄いレモン色の房々とした毛束を四つも着け、その両脇に走る美しい橙紅色の線が頭の端では燃えるような朱の色をして、そこから真黒な長い毛が突き出している。
— 寺田寅彦 『蜂が団子をこしらえる話』 青空文庫
街を歩くと、紫色やレモン色の室内の灯を背景に、道路まで並べ出されたキャフェの卓で、大勢の客がアペリチーフを飲みつつ行人を眺めていた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
」 白にレモン色の模様をとった屋台車を置いてアイスクリーム売りのイタリー人が燕のひるがえるのを眺めていた。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
刻んだ菜や、水を与えられると、籠の目を透くレモン色の小さい姿が激しく動くのが見え、田舎家の午前の無言の静けさは銀の蚤でも螫すように急に品よく可愛らしくざわめき立ちました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
朝の曇り空が黎明に覗かれてやゝレモン色に華やいでいます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わら色、レモン色、オレンジ色、レンガ色、アイリッシュ・セッターみたいな色、レバー色、粘土色、ありとあらゆる色合いの赤毛がおりました。
— THE RED-HEADED LEAGUE 『赤毛連盟』 青空文庫
車道を辷るシトロエンが夢のようなレモン色だ。
— 宮本百合子 『わが五月』 青空文庫
十 洛陽 モハメット教の客桟の窓は古い卍字の窓格子の向うにレモン色の空を覗かせている。
— 芥川龍之介 『雑信一束』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は新緑の公園で、レモン色のスカーフをなびかせながら歩いていた。
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焼きたてのチーズケーキは、きれいなレモン色をしていた。
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子供部屋のカーテンを、元気が出るようなレモン色に変えた。
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