化粧水
けしょうみず
名詞
標準
water offered to wrestlers just prior to a bout
文例 · 用例
葛岡は、倶楽部の食堂で鬱積したものを吐き尽したためか、ぼんやりしてしまって、こゝまで来る間も殆ど無言ですし、この賑かな夜町と行人の中に入ってからは、きょろ/\してしまって、他愛もない夜店の智恵の環の抜き差しに感心したり、化粧水の売弘めの女弁士に眺め入ったり、まるで田舎者です。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
薬のにおいの中に、看護婦の顔からは、化粧水の芳香が、蜘蛛の糸のようにあとを引いて流れた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
「これは、たしかに盗賊が落としていったものですか」「はあ、うちでは色々の化粧水や薬品を使いますから、はじめは、うちの罎かと思いましたが、よく検べてみると違っております。
— 小酒井不木 『深夜の電話』 青空文庫
押入はなく、埃で白い二三の風呂敷包、バスケット、土釜、鍋鉢の炊事道具の類、それに小さな置鏡、化粧水の瓶なぞが棚を吊つて載せられてあり、壁にはりつけられ、一方の隅の破れてゐる新聞附録ものらしい美人画は、彼ら兄弟の扮装のモデルであらう。
— 武田麟太郎 『釜ヶ崎』 青空文庫
猿のしるしのある家で、化粧水を売っていたっけ。
— 続旧聞日本橋・その一 『大門通り界隈一束』 青空文庫
10 誰の紹介であったか、父は、どれでも一瓶拾銭の化粧水を仕入れて来た。
— 林芙美子 『風琴と魚の町』 青空文庫
」「拾銭じゃ云うたら、娘達や買いたかろ」「わしでも買いたか」「生意気なこと云いよる」 父はこの化粧水を売るについて、この様な唄をどこからか習って来た。
— 林芙美子 『風琴と魚の町』 青空文庫
化粧水は、持って出るたび、よく売れて行った。
— 林芙美子 『風琴と魚の町』 青空文庫
作例 · 標準
相撲の取り組み前には、力士に清めの化粧水が振られる儀式がある。
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行司は、化粧水が入った桶を持って土俵に上がる。
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化粧水がまかれると、場内は一層厳かな雰囲気に包まれた。
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標準
fresh water used when making up one's face
作例 · 標準
朝、洗面器に汲んだ化粧水で顔を洗い、身支度を始める。
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旅先の宿で、女将が用意してくれた清らかな化粧水で顔を洗った。
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彼女は、冷たい化粧水で顔を拭き、気分をすっきりさせた。
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