ああいう風に
ああいうふうに
表現副詞
標準
in that way
文例 · 用例
わたくしももうやけくそになって、ああいう風に酔っていたのです。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
あの人たちは、ああいう風に酒を呑まなければ、淋しくて寒くて生きていられないようなときに生れたのだ。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
あの人は、ああいう風に考えて、自分が一家のために奮闘するといったような気持を味わいたいのよ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
この間、窪川稲子さんに会ったら、或る若い勤労婦人のひとで、この小説を読んだ感想に、アグネスがどうしてああいう風に男を反撥してゆかなければならないのか、その点があの小説ではよくのみこめなかったと云ったという話が出た。
— ――アグネス・スメドレーとパァル・バック―― 『中国に於ける二人のアメリカ婦人』 青空文庫
プチト・ファデットが自分の特別に荒い境遇を変化させて自分の真情からの愛をも完うしてゆく勤勉で精気にみちた姿は、人生への知性というものは、ああいう風にも現れるという活々としたよろこばしい見本の一つである。
— 宮本百合子 『知性の開眼』 青空文庫
実際聴きわける耳もないのに謡と思うとああいう風に気を張るのかと思うと、暗い一念、という印象が強く私に遺されていた。
— 宮本百合子 『祖母のために』 青空文庫
世界の現実に対して、理性が主体的な角度に立つリアリズム――社会主義的リアリズムについて考えている作家は、スタインベックがソヴェトの人々の合理主義を扱ったああいう風にそれを扱おうとはしないだろう。
— 宮本百合子 『心に疼く欲求がある』 青空文庫
ロンドンのいりくんだ下街のゴチャゴチャを、外国人のレーニンがああいう風に精密に我ものにしたところに、そして、また地図を書いてやるその書きかたに彼の指導者としての器量をつよく感じた。
— 宮本百合子 『スモーリヌイに翻る赤旗』 青空文庫
作例 · 標準
彼はああいう風に堂々と話すことができる。
会社の方針をああいう風に決めるのは異例だ。
この化学反応はああいう風に進む。
作者はああいう風に物語を描いた。