渡比
とひ
名詞動詞-サ変
標準
going to the Philippines
文例 · 用例
〔雪とひのきの坂上に〕宮沢賢治雪とひのきの坂上に粗き板もてゴシックを辛く畳みて写真師の聖のねぐらを営みぬぼたと名づくる雪ふりていましめさけぶ橇のこらよきデュイエットうちふるひひかりて暮るゝガラス屋根
— 宮沢賢治 『〔雪とひのきの坂上に〕』 青空文庫
彼も、なかなかの、田舎者ですが、私のさとは、彼の生れ在所より、更に十里も山奥でありますから、何をかくそう、私は、もっとひどい田舎者なのであります。
— 太宰治 『田舎者』 青空文庫
君が自殺をしたなら、僕は、ああ僕へのいやがらせだな、とひそかに自惚れる。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
佐竹はすぐに察知したらしく、「ペリカンをかいているのです」とひくく私に言って聞かせながら、ペリカンの様様の姿態をおそろしく乱暴な線でさっさと写しとっていた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
いかんぞ我れの思ふことひとり叛きて歩める道を寂しき友にも告げざらんや。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
謝源は派手な琉球絣の薄ものをたつた一枚身にまとひ、郭光の酌で泡盛の大杯をチビリ、チビリと飲んで居た。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
」といふ内容の手紙を、投函しての歸りみち、友人の山岸外史とひよつこり逢つた。
— 太宰治 『先生三人』 青空文庫
でもまた、見渡す限り、ただ薄みどり色の茫洋乎たる大空洞の片隅に、幽かな黒一點をとどめてゐるものが、たとひそれは嘘にしても月の影法師だと云はれて見ると、鯛の大群や火事だと思つて眺めるよりは、風流人の浦島にとつて、はるかに趣きがあり、郷愁をそそるに足るものがあつた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
彼は語学留学のために来月から渡比し、マニラに半年間滞在する予定だ。
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渡比の目的は、現地でのボランティア活動と自然環境の調査である。
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渡比に際しては、現地の治安情報や予防接種について入念に調べた。
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