必要なし
ひつようなし
表現
標準
not required
文例 · 用例
何も、そんなに迄して、わが功ゆづる必要なし。
— 太宰治 『先生三人』 青空文庫
友人からの借金や何か、病氣全快してから少しづつ返すやうに心掛けて、なにも、くよくよ心配する必要なし。
— 太宰治 『先生三人』 青空文庫
即ち其名の示すが如く、世人は何も英雄豪傑となるの必要なし、回天の偉業とか破天荒の雄飛とかは二十世紀には流行らぬものぞかし、各自皆其分に安んじ、円満なる家庭を作り、極めて平凡に、成るべく安楽に、社会の一員として平和なる一生を送れば足れりと云ふなり。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
彼等は他の助力を受けざる代りに、我れ亦た一切他を助くるの必要なしと云ふなり。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
大化の改新に於ける軍団制度は、第四十九代|光仁天皇の御世に、東国辺要の地及び三関国(美濃、伊勢、越前)以外は、軍団の必要なしとして、兵士の大都分を農に帰らしめられた時から、半ば崩解したのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
盗人にも三分の理ありとか、虎はかく人畜を残害するもののそれは「柿食いに来るは烏の道理|哉」で、食肉獣の悲しさ他の動物を生食せずば自分の命が立ち往かぬからやむを得ぬ事だ、既に故ハクスレーも人が獣を何の必要なしに残殺するは不道徳を免れぬが虎や熊が牛馬を害したって不道徳でなくて無道徳だと言われたと憶える。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
渠はお鳥の樣子があやしくなつてゐるのを話す必要なしと考へた。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
予が今日の問題に於ける一己の位地より見れば、冷眼看過すべきものにして、更めて喋々論弁するの必要なし。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
作例 · 標準
会議への参加は、必須ではなく必要なしです。
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この手続きには、事前の予約は必要なし。
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"返信必要なし"とメールに明記されていた。
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