理非
りひ
名詞
標準
right and wrong
文例 · 用例
新聞記事はこれに限らず、人殺しでも心中でも、皆一定の公式があって、簡単に無理やりにその型にはめ込んで書いてしまうから、どの事件も同じように不合理非常識な概念の化け物でこね上げられたものになっているのは周知の事実である。
— 寺田寅彦 『ニュース映画と新聞記事』 青空文庫
たとひ叔父上に十分の道理がござりませうとも、いまさら鎌倉の將軍を相手取つて、理非を爭ふなどとは及ばぬこと。
— 岡本綺堂 『佐々木高綱』 青空文庫
こういうたぐいの罪人に対しては、理非をいい聞かせても無駄である。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
自分には何の科が有ってこんな理非顛倒の侮辱を受けるのであろう。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
理非も糺さずにみだりに人を打擲するとは何事だといきまいた。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
俗に所謂無茶苦茶になつて、非理非道をも、敢てして蓄財をこれ事とする如きは、凝る氣の所爲である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
之を嗷訴と称して、無理非道の振舞をしたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
なお人一人、それがためにと申立てるが、鶏の宵啼で気が違うほどの者は、犬が吠えると気絶をしよう、理非を論ずる次第でない。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
作例 · 標準
彼は理非をわきまえた人物で、常に公正な判断を下そうと努めている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
子供には、幼いうちから理非をきちんと教え諭すことが大切だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
事件の理非を明らかにするため、裁判所は慎重に審理を進めた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro