緑雨
りょくう
名詞
標準
early-summer rain
文例 · 用例
報いられる事薄かつた明治時代の文人の中でも、緑雨は恐らくその不遇なるものの隨一人だつたであらう。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
緑雨 保田君曰く、「このごろ緑雨を読んでいます。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
」緑雨かつて自らを正直正太夫と称せしことあり。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
」「正岡子規三十六、尾崎紅葉三十七、斎藤緑雨三十八、国木田独歩三十八、長塚節三十七、芥川龍之介三十六、嘉村礒多三十七。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
」「僕はこの頃|緑雨の本をよんでいます。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
その頃の氏の愛読書は、三馬や緑雨のものが主で、其他|独歩とか漱石氏とかのものも読んで居た様です。
— ――親の前で祈祷 『岡本一平論』 青空文庫
緑雨以後真の江戸ッ子文学は絶えてしまった。
— 内田魯庵 『斎藤緑雨』 青空文庫
緑雨は士族の家に生れたが、下町に育って江戸の気分にヨリ多く浸っていた。
— 内田魯庵 『斎藤緑雨』 青空文庫
作例 · 標準
緑雨が降り、新緑が一段と鮮やかになった。
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静かな午後に緑雨の音を聞きながら、読書を楽しんだ。
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緑雨に濡れたあじさいの花が美しく咲き誇っていた。
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