雨雪
あめゆき異読 あまゆき
名詞
標準
sleet
文例 · 用例
ひさしと縁側を設けて日射と雨雪を遠ざけたりしているのでも日本の気候に適応した巧妙な設計である。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
「雨雪とって来てやろか。
— 宮沢賢治 『手紙 四』 青空文庫
チュンセは松の木の枝から雨雪を両手にいっぱいとって来ました。
— 宮沢賢治 『手紙 四』 青空文庫
元来下谷は卑湿の地にして、西に湯島本郷の高地を負ふをもて、一朝雨雪の大に降るに会へば高処の水は自ら低処に来りて、下谷は一大|瀦水地となるの観を呈す。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
伊吹山 六九、二 岐阜 四十、二敦賀 七二、八 京都 四九、二彦根 五九、〇 名古屋 三〇、二 すなわち、伊吹山は敦賀には少し劣るが、他の地に比べては、著しく雨雪日の数が多い、名古屋などに比べると、倍以上になるわけである。
— 寺田寅彦 『伊吹山の句について』 青空文庫
すると其軍の大将が武力を用いれば何とでも随意に出来るけれど、好い大将である、仁義の人であると思われようとする場合には、寒風雨雪の夜でも押切って宿舎する訳には行かない。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
暑熱や、寒冷や、雨雪や、飮酒や、日光直射や、異常の食物や、甚だしき飢や飽や、浴後の薄衣や、皮膚の不潔や、すべて病因たることは、盡く自己の判斷と、他の批判と、即ち一個的及び相互的の注意によつて、之を避けねばならぬ。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
女は暑さをも寒さをも夜闇をも雨雪をも厭わずに、衝動的に思い立って、それを買いに往くことがある。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日雨雪について考えている。
雨雪という言葉は日本語で重要だ。
彼は雨雪の意味を理解している。
この文には雨雪が含まれている。