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懐かし

なつかし
名詞-の形容詞頻度ランク #12669 · 青空 37
1
標準
dear (old)
文例 · 用例
この懐かしい遺風は今後とも決して忘られはしないであらうけれども、今後とも発展しさうには思はれない。
中原中也 新短歌に就いて 青空文庫
顔を見合せれば「神」や「義務」の話をする叔母を除いては、その夏休みは優に懐かしい夏休みであつた。
中原中也 引越し 青空文庫
この句の詩情には、古い故郷の家を思わせるような、あるいは昔の祖母や昔の家人の、懐かしい愛情を追懐させるような、遠い時間への侘しいノスタルジアがある。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
小さな、平凡な、退屈な村であって、しかも何となく懐かしく、記憶の藤棚の日蔭の下で、永く夢みるような村である。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
蕪村特有の人情味の深い句であるが、単にそれのみでなく、作者が自ら幼時の夢を追憶して、亡き母への侘しい思慕を、遠い郷愁のように懐かしんでる情想の主題を見るべきである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
この句に主題されている詩境もまた、前の藪入の句と同じく、遠い昔の幼い日への、侘しく懐かしい追憶であり、母のふところを恋うる郷愁の子守唄である。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
「侘び」の心境するものは、悲哀や寂寥を体感しながら、実はまたその生活を懐かしく、肌身に抱いて沁々と愛撫している心境である。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
「侘び」は決して厭世家のポエジイでなく、反対に生活を愛撫し、人生への懐かしい思慕を持ってる楽天家のポエジイである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
作例 · 標準
あの頃の景色が目に浮かび、懐かしさがこみ上げてくる。
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昔の歌を聴くと、いつも懐かしさを感じる。
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故郷の味は、何年経っても変わらない懐かしさがある。
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