打ち抜き
うちぬき
名詞
標準
punching (e.g. with a die)
文例 · 用例
母屋に近い藤棚のついた二間打ち抜きの部屋と一番|端れの神楽堂のような建て前の棟はもう借手がついていた。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
その一つが、またぞろ、緑屋の屋根へ落ち、御叮嚀に、屋根から天井まで打ち抜き、菓子を並べてある箱の上まで、落ちて来て、硝子板と菓子とを、グチャグチャに、一緒くたにしちまったのである。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
床板を下から打ち抜きさえすれば、何の苦もなく救い出せるのだ、――そこへこんな邪魔が入った」「よく解りました。
— 捕物仁義 『銭形平次捕物控』 青空文庫
多賀屋の二階二た間を打ち抜き、善美を尽した調度の中に、眩いばかりの銀燭に照されて、凄まじくも早桶が一つ置いてあったのです。
— ガラッ八祝言 『銭形平次捕物控』 青空文庫
カーライルの『英雄崇拝論』を繙いてみると、ある古代のヨーロッパ語ではポエット(詩人)とプロフェット(予言者)とは同義語であって二者を表わすべきヴァーテスという語は別にあるとのことでありますが、前に申上げたおもろねやがりもきやのうちぬきまるも詩人・予言者を兼ねたヴァーテスの類であったろうと思われます。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
ピストルの弾丸は、背中をうちぬき、うしろの壁かざりをつきぬけ、壁にめりこんでいた。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
その銃弾は銀色をした壁をうちぬき、艇外にとび出した。
— 海野十三 『太平洋魔城』 青空文庫
いろは字引だの三世相だのを並べた古本屋だの、煙草入の金具だの緒締だのをうる道具屋だの、いろ/\の定紋のうちぬきをぶら下げた型紙屋だの。
— 久保田万太郎 『雷門以北』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
removing a partition (wall)
作例 · 標準
例句
標準
artesian well
作例 · 標準
例句