朝曇り
あさぐもり
名詞
標準
a cloudy morning
文例 · 用例
空は朝曇りがしていて寒かった。
— 合作の二 『五階の窓』 青空文庫
昨日は、うちきらし朝曇りせしみゆきにはさやかに空の光やは見し何が何でございますやら私などには。
— 行幸 『源氏物語』 青空文庫
花少し散つて晴れけり朝曇り 多代女初花や一木の中の晴れ曇り 同花に月どこからもれて膝の上 同さ筵に這ひ習ふ子や花のかげ 同 多代女の之等の句は近代写生の中へ交ぜても、さして遜色ないと思う。
— 杉田久女 『桜花を詠める句』 青空文庫
朝曇り後晴れて、海のやうに深碧に凪いだ空に、晝過ぎて、白い雲が頻りにちぎれ/\に飛んだ。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
朝曇り後晴れて、海のやうに深碧に凪いだ空に、昼過ぎて白い雲が頻りにちぎれ/\に飛んだ。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
朝曇り後晴れて、海のやうに深碧に凪いだ空に、昼過ぎて、白い雲が頻りにちぎれ/\に飛んだ。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
朝曇り後晴れて、海のように深碧に凪いだ空に、昼過ぎて、白い雲が頻りにちぎれちぎれに飛んだ。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
この模樣だと放送も旨く行くぜ、案ずるよりも生むが易いといふぞ、僕は縁起のよい氣持で、朝曇りのした春寒い七條の停車場に降りた。
— 室生犀星 『京洛日記』 青空文庫
作例 · 標準
朝曇りの例文