運動量
うんどうりょう
名詞
標準
momentum
文例 · 用例
更に四十八手を分析したら槓杆の原理のみならずあらゆる力学上の原理の応用が見つかるに相違ない、例えば体量の少ない力士が大きい敵手にぶつかる場合には速度の大小でどれだけの効果があるかという事あるいは敵の運動量を利用して強敵を倒す事など物好きな学者の研究によって明らかになりそうな事である。
— 寺田寅彦 『相撲と力学』 青空文庫
無限の空間に運動している物の「運動量」のようなものではあるまいか。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
感覚的な外観の底にかくれた不可達の生命をつかもうとする熱望|衝動が同じ方向に動こうとする吾々の心にもいくぶんかの運動量を附与しないだろうか。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
普通力学の問題において、運動方程式が完全に解かれた場合には、すべての質点の各位置における速度、加速度、運動量、あるいはエネルギーのごときものが、それぞれ時の函数として与えられる。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
それは影に質量がなく従って運動量のないことを忘れているからである。
— 寺田寅彦 『映画の世界像』 青空文庫
運動量も同様である。
— 寺田寅彦 『映画の世界像』 青空文庫
しかしこういう流動に、さらに貨物車の影がレールの上を走るところなどを重出して、結局何かしら莫大な運動量を持ったある物が加速的にその運動量を増加しつつ、あの茫漠たるアジア大陸の荒野の上を次第に南に向かって進んでいるという感じがかなりまで強く打ちだされていることは充分に認められる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
俳諧の流るるごとき自由はむしろその二千年来の惰性と運動量をもつところの詩形自身の響きの中にのみ可能である。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
amount of exercise
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
運動量(うんどうりょう、 とは、物体の運動の状態を表す物理量 の1つであり、「静止した瞬間から現在までの間にその物体が受けた力積の総量」として定義される。単位は、kg⋅m/sまたはN⋅s。静止している物体の運動量は、 kg⋅m/s である。
出典: 運動量 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0