詮ずるところ
せんずるところ
表現副詞
標準
after all
文例 · 用例
これは論語から出ていると思うが、その意味は詮ずるところ、自分を欺かないということであろう。
— 種田山頭火 『独慎〔扉の言葉〕』 青空文庫
詮ずるところ例へば齊の賢相の晏平仲の如きは墨子の最も善しとした人で、同じ賢相でも管仲の如きは三歸反には必ずしも是認されない一つである。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
詮ずるところ愚身が信心にをきてはかくのごとし。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
蘇子、白居易が雅懐も、倶利迦羅紋紋の兄哥が風流も詮ずるところは同じ境地、忘我の途に踏み入って煩襟を滌うを得ば庶幾は已に何も叶うたのである。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
詮ずるところ人間主義の小説界に入りしは、十九世紀に於ける特相といふも誣言にあらじ。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
これをば縱令忍ぶべしとあきらめても、かゝる講説、鈔録は詮ずるところ彼のハルトマンが原書とおなじく、思想の化石とせらるゝことを免れざるべし。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
つまり名といい、利といい、身といい、家という、無形、有形、単純、複雑の別はあっても、詮ずるところ自己の生という中心意義を離れては、道徳も最後の一石に徹しない。
— 島村抱月 『序に代えて人生観上の自然主義を論ず』 青空文庫
ここから出発するならば対人関係は詮ずるところ利己主義に終わるほかはない。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
作例 · 標準
どんなに準備をしても、当日の天候は誰にも予測できない。詮ずるところ、運も実力のうちだ。
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色々試したけれど、結局、一番シンプルな方法が一番効果的だった。詮ずるところ、基本が大事なんだね。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
あんなに反対していたのに、結局は賛成に回ったよ。詮ずるところ、みんな同じ意見だったみたいだ。
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