風鐸
ふうたく
名詞
標準
bronze wind bells hanging from eaves of temple towers or halls (esp. four corners)
文例 · 用例
振売の時、チリンチリンと鳴らすが、似ているからって、風鐸蕎麦と云うんだそうです。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
風鐸どころですか、荷の軒から氷柱が下って。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
ぢやつかん、ぢやつかんとは御輿に飾る珠や風鐸の響を模したのであらう。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
風鐸遠く野に響き、落葉が下に水咽ぶ。
— 長塚節 『長塚節歌集 中』 青空文庫
日が暮れてから急に風が出たと見えて、塔の風鐸の鳴る音が、うるさいほど枕に通って来た。
— 芥川龍之介 『鼻』 青空文庫
いや、その光がさしてゐるだけに、向うの軒先に吊した風鐸の影も、反つて濃くなつた宵闇の中に隠されてゐる位である。
— 芥川龍之介 『東京小品』 青空文庫
丁度その日は空もほがらかに晴れ渡って、門の風鐸を鳴らすほどの風さえ吹く気色はございませんでしたが、それでも今日と云う今日を待ち兼ねていた見物は、奈良の町は申すに及ばず、河内、和泉、摂津、播磨、山城、近江、丹波の国々からも押し寄せて参ったのでございましょう。
— 芥川龍之介 『竜』 青空文庫
当麻寺へ行って来たことを話すと、君はあの塔の風鐸をどう思います、ときく。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
作例 · 標準
古寺の五重塔の四隅に吊るされた風鐸が、夕暮れの風を受けてカラカラと乾いた音を立てている。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
激しい雨風に晒されて、青銅製の風鐸には趣のある緑青が浮き出ていた。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
風鐸の音色は邪気を払うと言われ、古くから寺院の建築には欠かせないものだった。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
標準
wind bell
作例 · 標準
軒先に吊るした小さな風鐸が鳴るたびに、夏の午後が少しだけ涼しく感じられる。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
お土産物屋で見つけたガラス製の風鐸は、まるで宝石のように光を反射していた。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
彼は古い家の縁側で、風鐸の涼しげな調べを聴きながら昼寝を楽しんだ。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview