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虫酸

むしず
名詞
1
標準
stomach acid that flows backwards into the mouth (due to acid reflux)
文例 · 用例
」 銀子は虫酸が走るようで、そんな顔をしていた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
だから、麻雀で旅費つくるんだよ」 田村へ帰って、ママに無心すれば、金は出来ぬこともなかったが、陽子が昨夜泊ったのかと思えば、田村へ帰る気はせず、それにもともと嫌いだったママのことが今は田村と共に虫酸が走り、顔を見るのもいやだった。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
あなたの美しい女王様は、何をしておられますか」 彼のすがすがしい秀麗な顔が、その瞬間わたしには、虫酸が走るほど厭だったし、おまけに彼が、人を馬鹿にしたようなふざけた眼つきで、じっとわたしを見ているので、こっちは返事もしてやらなかった。
ツルゲーネフ はつ恋 青空文庫
これが嫉妬であろうか、虫酸の走る、じっとしていられないいやあな感じであった。
――肺病の唄―― ※の囁き 青空文庫
こんな自然の悪戯は、秀三郎を、尚内気にして仕舞うと同時に、露出嫌悪症――裸体嫌悪症――という変窟沼の中に投げ落し、そして、それは年と共に、いよいよ激しくなって、自分自身の体でありながら毛むくじゃらな腕や胸を見ると、ゾッと虫酸が走るのを、どうすることも出来ませんでした。
蘭郁二郎 足の裏 青空文庫
あれから、思っただけでも虫酸の走る花子のことを考えると、私は絶えて春日を訪れることもなかった。
蘭郁二郎 腐った蜉蝣 青空文庫
何か虫酸がはしるように、生理的な忌らしさをさえ感じた。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
底の見え透いた虚栄心も虫酸が走るし、認識不足の糞度胸やら毒だらけの肚の中が無性に不潔で腹が立つたが、横ッ面を殴りつけてやりたいほど、可愛らしさがこみあげるのである。
坂口安吾 盗まれた手紙の話 青空文庫
作例 · 標準
脂っこいものを食べ過ぎたせいか、急に虫酸が上がってきて不快だ。
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胸焼けがひどく、喉の奥に虫酸が込み上げてくるような感覚がある。
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胃酸過多の体質なので、食後はいつも虫酸に悩まされている。
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