面と向かう
めんとむかう
表現動詞-五段-ウ行
標準
to meet face-to-face
文例 · 用例
それをどこまでも知り抜きながら、そして身につまされて深い同情を感じながら、どうしても面と向かうと殺したいほど憎まないではいられない葉子の心は自分ながら悲しかった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
お絹は蔭でそうは言っても、面と向かうと当擦りを言うくらいがせいぜいであった。
— 徳田秋声 『挿話』 青空文庫
決心はしたものの、こうして面と向かうと何といって切り出したらいいか、わからなかった。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
しかし女性を軽蔑する点では、男性に対すると変わりなさそうで、女に面と向かうといかにも四角ばって、ほとんど近寄ることができないくらいにふるまった。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
いわば面と向かうことができるようになった。
— 伝記による医学史 『偉大な医師たち』 青空文庫
わたしに顔を見られたくないとみえて、面と向かうときには、必ずハンカチでもって鼻から下を押えてましたからね」 チンドン屋は、いかめしい将軍ひげにも似合わぬボンヤリ者らしく見えた。
— 江戸川乱歩 『人間豹』 青空文庫
作例 · 標準
電話やメールではなく、一度きちんと面と向かって謝罪したいと考えています。
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いざ本人と面と向かうと、用意していた厳しい言葉が喉の奥に引っ込んでしまった。
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「大事な話があるんだ。今日の夜、面と向かってゆっくり話せないかな?」
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