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屍蝋

しろう
名詞
1
標準
adipocere (waxy substance formed by the decomposition of corpses subjected to moisture)
文例 · 用例
ああいま春の夜の灯かげにちかくうれしくも屍蝋のからだを嗅ぎてもてあそぶやさしいくちびるに油をぬりつけ すべすべとした白い肢體をもてあそぶ。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
輝やける手おくつきの砂よりけちえんの手くびは光るかがやく白きらうまちずむの屍蝋の手指くされどもらうらんと光り哀しむ。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
Omega の瞳死んでみたまへ、屍蝋の光る指先から、お前の靈がよろよろとして昇發する。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
ああいま春の夜の灯かげにちかくうれしくも屍蝋のからだを嗅ぎて弄ぶ。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
死んで見給へ、屍蝋の光る指先から、お前の至純な靈が發散する。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
莫斯科の十字路で硝子箱入の屍蝋と化している筈の親友であった。
夢野久作 書けない探偵小説 青空文庫
その犠牲者が、所々に完全な屍蝋となっている。
水棲人 人外魔境 青空文庫
ジメネス教授がみた女の姿は、たぶんエミリア・ヴィダリ嬢だろうし、また沼地から現われた化石|屍蝋をみて、水棲人|覗くと早合点したのだろう。
水棲人 人外魔境 青空文庫
作例 · 標準
司法解剖の結果、遺体には屍蝋化が見られた。
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湿度の高い環境下では、遺体が屍蝋化することがある。
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屍蝋は、死体の脂肪組織が変化してできるワックス状の物質だ。
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