独り決め
ひとりぎめ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
deciding by oneself
文例 · 用例
そうして、殆ど自分独り決めに、恰もH――氏の贈物ででもあるかの如き熱心さで、いろいろと吟味した末、一番値の張った奴を択び出した。
— ―― Ibi omnis effusus labor ! ―― 『浪漫趣味者として』 青空文庫
こんなふうで入道は源氏に親しく扱われているのであるが、この気高い貴人に対しては、以前はあんなに独り決めをしていた入道ではあっても、無遠慮に娘の婿になってほしいなどとは言い出せないのを、自身で歯がゆく思っては妻と二人で歎いていた。
— 明石 『源氏物語』 青空文庫
私は自分ながら凡そそんな資格には欠けてゐるのを知つてゐたが、真向から私を信じて(空前のことだ、私が人から信じられるなど――)左様な独り決めをしてゐる雪子の今の身の上を考へると、別に否応もなかつた。
— 牧野信一 『熱い風』 青空文庫
」 と冬子は、自分の冗談めかした独り決めを笑ひながら、厭にぼんやりしてゐる小樽の両手を執つて徒ら気に振つた。
— 牧野信一 『黄昏の堤』 青空文庫
「でも、それはお姉さんの独り決めではなくって」「いいえ、そうしたものよ。
— 矢田津世子 『父』 青空文庫
書は断然中国に限るというようなことを、これまた、多くの人が皆独り決めする習慣がありますが、私の見るところではそうではない。
— ――美の認識について―― 『習書要訣』 青空文庫
まあそういうことに独り決めをしておいて、この絵は早々に失敬してしまった。
— 中谷宇吉郎 『雑魚図譜』 青空文庫
乾山が絵ばかり描く人であったとすると、鑑識家の方でもその肚で様子の探りようもあるが、別個に陶人としてあまりにも著名なために、絵のみならば……と独り決めしている人たちも、うかうか乾山には手が出せないと感じるものらしい。
— 北大路魯山人 『古器観道楽』 青空文庫
作例 · 標準
彼は上司にいくら説明しても、一人相撲になってしまう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
そんなことに一人相撲を取る必要はないだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、実際には存在しない問題と一人相撲を取っているようだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
taking it for granted (that ...)
作例 · 標準
息子が部屋で一人相撲ごっこをして、大声を出している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
昔、祭りの縁日では一人相撲を見せる芸人もいたな。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
子供は一人相撲で、自分だけのヒーローになりきれるんだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite