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耳隠し

みみかくし
名詞
1
標準
hairdo covering the ears
文例 · 用例
「私」が「私」に変り、耳隠しがパアマネントウェーブに成るのも満更不思議ではない――と人々は思い当ったのである。
織田作之助 俗臭 青空文庫
見下ろす先には、くすんだ中間色のロンドン市街、私もホームズの肩越しに覗いてみると、向かいの舗道に大柄の女が、ふっくらした毛皮の襟巻きを首に廻して、鍔広の帽子に大きな曲線を描いた赤い羽根をつけ、それを艶なデヴォンシア公爵夫人流に、片耳隠しで斜にかぶって立っている。
A CASE OF IDENTITY 同一事件 青空文庫
その女は二十歳前後で、例の耳隠しの大渦巻きの下から頬紅の下へかけて、左右平等に二本並んだ波形の直線を、黒く斜めに描いていた。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
主筆 耳隠しでしょう。
――或は「恋愛は至上なり」―― 或恋愛小説 青空文庫
保吉 じゃ耳隠しにしましょう。
――或は「恋愛は至上なり」―― 或恋愛小説 青空文庫
いつも髪を耳隠しに結った、色の白い、目の冴え冴えしたちょっと唇に癖のある、――まあ活動写真にすれば栗島澄子の役所なのです。
――或は「恋愛は至上なり」―― 或恋愛小説 青空文庫
のみならず彼等のまん中には耳隠しに結つた女が一人熱心にマンドリンを弾きつづけてゐた。
芥川龍之介 歯車 青空文庫
のみならず彼等のまん中には耳隠しに結った女が一人熱心にマンドリンを弾きつづけていた。
芥川竜之介 歯車 青空文庫
作例 · 標準
彼女はレトロな雰囲気の耳隠しの髪型をしていた。
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大正時代の女性の多くは、耳隠しの髪型を好んだ。
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母の若い頃の写真には、流行だった耳隠しの髪型が写っていた。
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